このキャッチーなタイトルと画風が好き
『ファミレス行こ。』は、和山やまによる漫画作品で、彼の前作『カラオケ行こ!』の続編です。主人公は岡聡実くん、大学1年生で、東京で「普通の大人」になるために学業に励んでいます。しかし、ひょんなことから深夜のファミレスでアルバイトを始め、そこでさまざまな人物と出会い、奇妙な縁が再び動き出します。バイト先では、マンガ家の北条先生、マンガオタクの森田さん、そして過去に出会ったヤクザの成田狂児など、個性豊かな人物たちが登場し、聡実くんの日常に色を加えていきます 。
前作『カラオケ行こ!』は、中学3年生の岡聡実とヤクザの成田狂児の奇妙な友情を描いた作品で、カラオケを通じたユニークな物語が展開されます。聡実は合唱部部長であり、成田はカラオケ大会で歌が下手だと罰があるため、上手くなろうと聡実に歌の指導を求めます 。
この連続性を持った物語は、『ファミレス行こ。』においても続き、岡聡実の成長と彼を取り巻く人間関係の変化が描かれています。和山やまの描く日常と人間ドラマの深さが、読者を引き込む魅力となっています。
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