『「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない』は、書評家・作家の三宅香帆氏による著作で、2024年7月30日にディスカヴァー・トゥエンティワンから発売されました。
本書は、アイドルや宝塚を愛する著者が、書評家として培ってきた文章技術を「推し語り」に応用する方法を紹介しています。SNS発信、ブログ、ファンレター、友人との会話、音声配信など、さまざまな発信方法に対応した、自分だけの言葉で感想を伝える技術を学ぶことができます。
推し語りには特別な語彙力や文章力が必要だと思われがちですが、著者は「自分の感想を言葉にするちょっとしたコツ」さえ知れば、誰でも自分の言葉で好きな作品の素晴らしさを語れると説いています。具体的なコツとして、以下のポイントが挙げられています:
- 自分の感情を一番大切にする
- 妄想をこねくり回して、感想を生みだす
- よかったところを細分化するだけで、あなただけの言葉になる
これらの方法を実践することで、特別な才能や技術がなくても、あなたの感動を自分の言葉で表現できるようになります。
本書は、以下のような方におすすめです:
- 映画を観たあと、他人の感想をSNSでリサーチしてしまうが、本当は自分の言葉で感想を発信したい
- 好きな作品について、うまく表現したい
- 推しについて語ろうとすると「おもしろかった」「すごい」「やばい」「よかった」といった表現しか出てこない
- ファンレターやブログを書きたいが、ネタが思いつかない
- なぜ、その作品や人に惹かれるのか言語化したい
購入者限定のダウンロード特典として、「推しの素晴らしさを語る」発信方法ごとのまとめも付いています。
本書は、全国の書店やオンラインストアで購入可能です。推しの魅力を自分の言葉で伝えたい方は、ぜひ手に取ってみてください。